TBS系列で毎週火曜日の夜9時から放送中の毎回、ある特定の分野に情熱を燃やす人々をゲストに迎え、マツコ・デラックスさんに知らない世界を紹介する『マツコの知らない世界』のテーマ曲及び各コーナーのBGMをまとめました。
知る人ぞ知るジャズの名曲を中心としたシブいながらもセンスのある選曲になっています。
オープニングテーマ曲
マツコの知らない世界のオープニングテーマの曲名は、『星に語れば(I’ve Told Every Little Star)』、リンダ・スコット(Linda Scott)の楽曲です。
元々は、1932年の映画『Music In The Air(ミュージック・イン・ジ・エアー)』の為に作曲された楽曲を1961年5月にリンダ・スコットがカバーしてデビュー曲としてリリースすると全米チャート3位を記録、100万枚を超えるセールスの大ヒットとなりました。
1961年のリリースからだいぶ時間が経過した2001年公開の映画、『マルホランド・ドライブ』(Mulholland Drive)で楽曲が起用されて再評価された事がマツコの知らない世界のオープニングテーマ起用に繋がったようです。
1945年6月1日アメリカ、ニューヨーク出身のシンガー。
1961年5月にデビュー、1970年に引退しています。
最大のヒット曲となった『星に語れば(I’ve Told Every Little Star)』以外にも『かけごとはおよし(Don’t Bet Money Honey)』(全米9位)等のヒット曲があります。
I’ve Told Every Little Star
リンダ・スコットのCDの日本盤はベスト盤も含めて廃盤になっていますが、Amazon Music Unlimitedでは30日間無料(キャンペーン時は90日間)で『星に語れば(I’ve Told Every Little Star)』を含むベスト盤をフルで聴く事ができます。
チャプター画面BGM
チャプター画面でBGMとして流れる曲は、『何かいいことないか子猫チャン(WHAT’S NEW PUSSYCAT?)』
1965年製作のコメディ映画のテーマ曲としてトム・ジョーンズ(Tom Jones)が歌っていた曲のジャズアレンジをしてピアノ演奏したインストロメンタルバージョンです。
1960年代から活躍するイギリスのベテランシンガー。
代表曲の中で日本では特に『恋はメキ・メキ』が人気があり、何度も番組のBGMやCMソングに起用されています。
WHAT’S NEW PUSSYCAT?
後半部分のオープニングBGM
番組後半部分(以前のマツコの知らない図鑑)で流れるジャズのBGM(リニューアル後は後半部分)は、『踊るリッツの夜(Puttin’ On The Ritz)』、オリジナル曲はアーヴィング・バーリン(Irving Berlin)が1930年に同名の映画のために作曲した楽曲をミス・クッキー(Miss Kookie)がカバーとして歌っています。
1983年にはオランダ人歌手のTACO(タコ)がカバー曲を歌って全米第4位のヒット曲となりました。
またアイススケートの浅田真央選手は、2015-16年のエキシビジョンで1946年公開の映画『ブルースカイ』で使用されたフレッド・アステア(Fred Astaire)が歌うバージョンで演技をしています。
イギリス出身でドイツを中心に活動するシンガーソングライター。
ミス・クッキーとしての活動期間は、2010年~2012年の間のみで、その後はLEGGO(レゴ)というグループでヴォーカルとして2013年~2015年まで活動、現在では、Beverley Sharples名義で活動をしています。
Puttin’ On The Ritz
まとめ
『マツコの知らない世界』のBGMは、知る人ぞ知るといった感じのシブ目の洋楽選曲が光ります。
番組開始当初から大きな変化はないので、これからも楽曲を継続して欲しいところです。
コメント